世界忍者国の下着事情
ええ!? 下着の事が知りたいだなんて………エッチですねぇ
で、でもいざって時あわてたり!? なんてことになったらソレはソレで一大事ですよね!! わかります(真顔)
そう言う事ならソーニャにお任せ下さい! バッチリ教えちゃいますよ! あ、でもこのこと女のコの前で得意げに語っちゃ駄目ですからね。約束ですよ。
(どこぞの美少年の質問に答えているソーニャ)
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下着にまつわるえとせとら世界忍者国編
ソーニャが今所属している藩国は世界忍者国と言います。この国はその名の通り藩王様を筆頭に世界忍者ロジャーを崇めていて、街中至る所にロイの像なるものが建てられているのが特徴っていう凄く変わった国なんです。(実際ココまで熱心にファンアピールを行なっている国は他に無いと思います)
人種は森国人。長い髪に長い耳、長身でスレンダーな体つきが特徴ね。まるで妖精みたいな美人が多いわ。
そんな彼等の衣服は革製品が主体なの、一般的によく用いられるのは羊革の、シープスキンやヤギ皮のゴートスキンあたりみたいね。レザーみたいな鞣し革だから当然通気性はあんまり良くないわ。だからインナーは通気性や吸水性の高い木綿のシャツやパンツが主だったの(もしくは褌やももひき、どてらね、これはロジャーの影響を受けた一部の人たちなんだけど)。
あ、でも何故かビキニが昔からあるらしいんだけどこれ一体なんでかしら?
それはそれとして、女性に関して言えばなんだけど、元々体の線が細いから、下着で体のラインを補正するという概念はあまり無かったみたい。どちらかと言えば革服の着こなし方で外見の特徴づけを行う文化があったから、他所の国と比べて下着の発達は遅れていた感じが有るわ。
一説では男女の下着の区別すらほとんどなかったそうよ。
そんな質素であんまり色気のない下着事情である森国人だったんだけど、世界忍者国の場合はある時期を境にこの事情が大きく変化します。エミリオが来訪をきっかけにもたらされた貴族文化と、聯合制度の発足による他藩との外交の発達。そこで外文化の波が一気に押し寄せてきたの。
これによって裕福層である高位森国人の間では絹が流行し始めたわ、それまで絹と言えば野生の蚕から取れる山繭絹(一般に養蚕の蚕は桑の葉で育てているんだけど、野生の蚕はソレ以外も食べちゃうから繊維の質が全然違ったの)が主で、これは私達がよく知るシルクに比べれば格段に品質が劣るものだった上に、纏まった量を採取出来なくて、ほとんど見向きされないものだったわ。
それが、交易や養蚕技術の獲得によって上質なシルクを得られる様になり、服や下着に絹がふんだんに使われる様になったって訳。
そしてここからが本題。エミリオの来訪によってドレスを始めとした貴族の高級衣料品が伝わって来たことにより、絹の需要が増え、同時に着こなす為のプロポーションに関する知識も伝えられたの。実はこれが森国人の女のコを悩ませる事になっちゃったのよね。
スレンダーな体って無駄が無くて魅力的だと私は思うけれど、でもなんだかんだで女性らしい柔らかさや丸みがあったほうが魅力的に映っちゃうのよね………うう、私もこの辺自信無いですけど。つまり胸の谷間だったり腰のくびれだったり………。
体のラインが他の国に比べると、どうしても平坦な印象を受ける森国人が、外から入って来た服を着こなす為には、下着に様々な矯正機能を施す必要が出て来たの。胸元は谷間を演出出来る様なブラジャーの開発研究が進み、腰回りは私達の世界では既に廃れたコルセットの需要が高まったの。
20世紀初頭のギブソン・ガール・スタイル(図1)等に代表される蜂の腰(横から女性を見た時に蜂の様にくびれた腰のイメージ)をいかに美しく演出出来るかがこの国のファッションの基準になったわ。
図1

本来なら人に合せて衣服は作られるものだけど、この当時は衣服に人が合せるっていう逆転現象が起きてしまったのよね。でも、コルセット等を用いた強引な体の矯正は当然ながら体に悪くて、腰痛や生理不順を起こす女のコが増えてしまったの。
『流石にここまでするのがおしゃれなのか? 』
という疑問が次第に広まり始め、コルセットを始めとする矯正下着は次第に廃れていき、変わってスリップ(図2)やテディ等による衣装の滑りを良くする形でラインを整える下着が普及しだしたの。同時に着用時のスタイルや、ラインについても研究が進んだわ。まぁ、そこまで無理して服を着こなそうとした背景には聯合国の女性のナイスバディに対するコンプレックスがあったんじゃないかな? 実際胸に目が行く男の人って多いですし。多分私も嫉妬します………
図2

そして今現在下着がどうなっているかと言うと、下着そのもののデザインに力を入れ始めたの。ここ最近で台頭しはじめた貴族達がこれに熱心だったのね。世界忍者の国庫は共和国でもかなり潤沢な部類に入るため駆け出しのデザイナーですら貴族のスポンサーを得られるくらい恵まれた環境だったわ。ここで新しいスタイルの模索や技法の確立なんかが爆発的に進んで行ったの。とりわけステッチに関しては新しいスタイルが次々に考案されて、これらを複雑に組み合わせた刺繍は国外でも評判がよく、ブランド品として取引されるようになったの。
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ま、そんなのことろね。世界忍者の下着の事情は貴族文化の踏襲から近代モードへの変遷をたどったような形なのが特徴かしら。
え、どんなものか見てみたい?ふふ、駄目ですよ~、それは素敵なガールフレンドを作ってそのコに、頼んでみて下さい。私がぜーんぶ見せていいのはエミリオだけなんですから(赤面)
以下エミリオに関するノロケ話しが延々と続いた………

ええ!? 下着の事が知りたいだなんて………エッチですねぇ
で、でもいざって時あわてたり!? なんてことになったらソレはソレで一大事ですよね!! わかります(真顔)
そう言う事ならソーニャにお任せ下さい! バッチリ教えちゃいますよ! あ、でもこのこと女のコの前で得意げに語っちゃ駄目ですからね。約束ですよ。
(どこぞの美少年の質問に答えているソーニャ)
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下着にまつわるえとせとら世界忍者国編
ソーニャが今所属している藩国は世界忍者国と言います。この国はその名の通り藩王様を筆頭に世界忍者ロジャーを崇めていて、街中至る所にロイの像なるものが建てられているのが特徴っていう凄く変わった国なんです。(実際ココまで熱心にファンアピールを行なっている国は他に無いと思います)
人種は森国人。長い髪に長い耳、長身でスレンダーな体つきが特徴ね。まるで妖精みたいな美人が多いわ。
そんな彼等の衣服は革製品が主体なの、一般的によく用いられるのは羊革の、シープスキンやヤギ皮のゴートスキンあたりみたいね。レザーみたいな鞣し革だから当然通気性はあんまり良くないわ。だからインナーは通気性や吸水性の高い木綿のシャツやパンツが主だったの(もしくは褌やももひき、どてらね、これはロジャーの影響を受けた一部の人たちなんだけど)。
あ、でも何故かビキニが昔からあるらしいんだけどこれ一体なんでかしら?
それはそれとして、女性に関して言えばなんだけど、元々体の線が細いから、下着で体のラインを補正するという概念はあまり無かったみたい。どちらかと言えば革服の着こなし方で外見の特徴づけを行う文化があったから、他所の国と比べて下着の発達は遅れていた感じが有るわ。
一説では男女の下着の区別すらほとんどなかったそうよ。
そんな質素であんまり色気のない下着事情である森国人だったんだけど、世界忍者国の場合はある時期を境にこの事情が大きく変化します。エミリオが来訪をきっかけにもたらされた貴族文化と、聯合制度の発足による他藩との外交の発達。そこで外文化の波が一気に押し寄せてきたの。
これによって裕福層である高位森国人の間では絹が流行し始めたわ、それまで絹と言えば野生の蚕から取れる山繭絹(一般に養蚕の蚕は桑の葉で育てているんだけど、野生の蚕はソレ以外も食べちゃうから繊維の質が全然違ったの)が主で、これは私達がよく知るシルクに比べれば格段に品質が劣るものだった上に、纏まった量を採取出来なくて、ほとんど見向きされないものだったわ。
それが、交易や養蚕技術の獲得によって上質なシルクを得られる様になり、服や下着に絹がふんだんに使われる様になったって訳。
そしてここからが本題。エミリオの来訪によってドレスを始めとした貴族の高級衣料品が伝わって来たことにより、絹の需要が増え、同時に着こなす為のプロポーションに関する知識も伝えられたの。実はこれが森国人の女のコを悩ませる事になっちゃったのよね。
スレンダーな体って無駄が無くて魅力的だと私は思うけれど、でもなんだかんだで女性らしい柔らかさや丸みがあったほうが魅力的に映っちゃうのよね………うう、私もこの辺自信無いですけど。つまり胸の谷間だったり腰のくびれだったり………。
体のラインが他の国に比べると、どうしても平坦な印象を受ける森国人が、外から入って来た服を着こなす為には、下着に様々な矯正機能を施す必要が出て来たの。胸元は谷間を演出出来る様なブラジャーの開発研究が進み、腰回りは私達の世界では既に廃れたコルセットの需要が高まったの。
20世紀初頭のギブソン・ガール・スタイル(図1)等に代表される蜂の腰(横から女性を見た時に蜂の様にくびれた腰のイメージ)をいかに美しく演出出来るかがこの国のファッションの基準になったわ。
図1

本来なら人に合せて衣服は作られるものだけど、この当時は衣服に人が合せるっていう逆転現象が起きてしまったのよね。でも、コルセット等を用いた強引な体の矯正は当然ながら体に悪くて、腰痛や生理不順を起こす女のコが増えてしまったの。
『流石にここまでするのがおしゃれなのか? 』
という疑問が次第に広まり始め、コルセットを始めとする矯正下着は次第に廃れていき、変わってスリップ(図2)やテディ等による衣装の滑りを良くする形でラインを整える下着が普及しだしたの。同時に着用時のスタイルや、ラインについても研究が進んだわ。まぁ、そこまで無理して服を着こなそうとした背景には聯合国の女性のナイスバディに対するコンプレックスがあったんじゃないかな? 実際胸に目が行く男の人って多いですし。多分私も嫉妬します………
図2

そして今現在下着がどうなっているかと言うと、下着そのもののデザインに力を入れ始めたの。ここ最近で台頭しはじめた貴族達がこれに熱心だったのね。世界忍者の国庫は共和国でもかなり潤沢な部類に入るため駆け出しのデザイナーですら貴族のスポンサーを得られるくらい恵まれた環境だったわ。ここで新しいスタイルの模索や技法の確立なんかが爆発的に進んで行ったの。とりわけステッチに関しては新しいスタイルが次々に考案されて、これらを複雑に組み合わせた刺繍は国外でも評判がよく、ブランド品として取引されるようになったの。
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ま、そんなのことろね。世界忍者の下着の事情は貴族文化の踏襲から近代モードへの変遷をたどったような形なのが特徴かしら。
え、どんなものか見てみたい?ふふ、駄目ですよ~、それは素敵なガールフレンドを作ってそのコに、頼んでみて下さい。私がぜーんぶ見せていいのはエミリオだけなんですから(赤面)
以下エミリオに関するノロケ話しが延々と続いた………

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